不正公表後も書き換え 三菱電機検査不正、姫路製作所で新たに３３件 全体の半数占める

三菱電機の一連の検査不正問題を調査してきた外部の弁護士らでつくる調査委員会は２０日午後、都内で記者会見し、５月に不正の発覚を公表した同社姫路製作所（兵庫県姫路市）で、８月ごろまで不正行為が続いていたことを明らかにした。 不正が明らかになったのは、同製作所の回転機製造部。遅くとも２０１０年ごろから続いていたとみられる。今回判明した不正は、自動車に搭載する発電機の品質特性に関し、測定結果を実測値から書き換えるなどの行為という。 公表された最終報告書によると、同製作所では新たに３３件の不正が判明。今回、明らかとなった不正７０件の半数近くを占めている。 調査委員長の木目田裕弁護士は「調査委の調査でばれるとは思わなかったとか、昔から続けており急にやめることできなかった、などの説明が多かった」と述べた。（大島光貴）

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“調査委の調査でばれるとは思わなかったとか、昔から続けており急にやめることできなかった”しかも三田も多い。