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魅惑のくびれ“国宝級”ビーナス里帰り 縄文期土偶を公開|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
相谷熊原遺跡(滋賀県東近江市永源寺相谷町)で出土した国内最古級の土偶を公開する企画展「里帰り縄文... 相谷熊原遺跡(滋賀県東近江市永源寺相谷町)で出土した国内最古級の土偶を公開する企画展「里帰り縄文ビーナス」が、同市山路町の能登川博物館で開かれている。全国的にも類例のない貴重な土偶に、考古学ファンらが見入っている。 土偶は高さ3・1センチ、幅2・7センチ、重さ14・6グラム。女性の胸のような膨らみと腰のくびれがある。2010年、同遺跡で発見された。縄文草創期(約1万3千年前)の事例としては国内3例目で、長野県で出土した国宝「縄文のビーナス」の原型を思わせる。同時期に自立する造形の土偶は珍しいという。 発掘直後に同市内で公開され、東京国立博物館やフランス・パリ日本文化会館など世界を巡った。市内での一般公開は10年ぶりとなる。 今回は、同遺跡から見つかった300点以上の縄文時代の土器や石器も合わせて展示している。市埋蔵文化財センターの明日(あけひ)一史主幹(45)は「地元で見つかった価値あるビ
2020/10/01 リンク