サバ背負い「鯖街道」走る 京都、７７キロウルトラマラソン : 京都新聞

鯖街道を走破し、ゴールテープを切る参加者（京都市上京区・賀茂大橋西詰） 福井県小浜市と京都市を結ぶ「鯖街道」を駆けるウルトラマラソンが２１日、開かれた。強い日差しのもと、サバを背負ったランナーが約７７キロの道のりを走り、若狭地域の海産物をＰＲした。 江戸時代に若狭湾で水揚げされた塩サバを行商人が運んだ街道の歴史をＰＲしようと、京都トライアスロン協会などでつくる実行委が毎年開催。昨年から、希望者に真空パックした冷凍サバ１匹を運んでもらっている。 小浜市からはサバ運搬役の３８人を含む参加者約６５０人が午前６時に出発。街道の中間地点にあたる高島市からも約４５０人が同１０時にスタートした。京都市内が気温３０度を超す真夏日となる中、ランナーたちは汗を拭いながら懸命に走り、ゴールの賀茂大橋西詰（上京区）を目指した。 小浜市の赤﨑弘明さん（４８）は「昔の行商人に負けないように走りました」と笑顔で話した。

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（京都新聞）サバ背負い「鯖街道」走る 京都、７７キロウルトラマラソン　昨年から、希望者に真空パックした冷凍サバ１匹を運んでもらっている。