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夏の風物詩 妙蓮寺の芙蓉 | 京都旅屋
妙蓮寺の境内に今年も芙蓉(ふよう)の花が咲いています。 妙蓮寺は1294年に日蓮の孫弟子・日像によって... 妙蓮寺の境内に今年も芙蓉(ふよう)の花が咲いています。 妙蓮寺は1294年に日蓮の孫弟子・日像によって創建されたお寺です。境内には芙蓉の花が多く、京都で芙蓉の名所と言えば妙蓮寺の名が挙がるという場所。種類も豊富で、妙蓮寺のホームページによると、一重ピンク・一重白・一重酔芙蓉・八重酔芙蓉・くす玉芙蓉・二重ピンク・一重濃ピンクがあるそうです。珍しい「くす玉芙蓉」は、山門を出たところに咲いています。 芙蓉は、花の彩りが少なくなる真夏の暑い時期に咲く花として親しまれ、この日は門前と境内と、それぞれに綺麗な花を咲かせていました。芙蓉は一日花ですので、日によって花の咲く位置が違います。かの松尾芭蕉も「枝ぶりの 日ごとに変る 芙蓉かな」との句を詠んで愛でた花でもあります(妙蓮寺の花を愛でたのではありません)。 芙蓉の花は、まだつぼみもたくさんありますので、9月にかけて見ごろが続きます。特に朝は白く、時間