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生殖細胞が中胚葉に由来することを証明 -生殖細胞決定因子の発現を上流で直接制御する遺伝子の発見
斎藤通紀 医学研究科教授(兼 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)主任研究者、iPS細胞研... 斎藤通紀 医学研究科教授(兼 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)主任研究者、iPS細胞研究所研究員、科学技術振興機構 ERATO研究総括)と荒牧伸弥 同特定研究員らの研究グループは、マウスを用いた研究で、BMP4やWNT3などのサイトカインが、生殖細胞決定因子として知られるBlimp1とPrdm14の発現を誘導する際に、Tと呼ばれる中胚葉遺伝子が重要な役割を果たすことを証明しました。 これまで本研究グループは、マウスを用いて生殖細胞の発生機構を解明してきました。それら知見に基づき、マウスES細胞やマウスiPS細胞から始原生殖細胞をサイトカインにより誘導し、さらに精子、卵子を作製することに成功しました。また、ES細胞を分化させたエピブラスト様細胞(EpiLCs)に、Blimp1、Prdm14、Tfap2cの3種類の遺伝子(転写因子)を発現させることにより、始原生殖細胞様の細
2013/12/24 リンク