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【新型コロナ 政府の迷走】市町村を混乱させるな(12月18日)
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【新型コロナ 政府の迷走】市町村を混乱させるな(12月18日)
十八歳以下の子どもへの計十万円相当給付について、政府の方針が迷走した。市町村は混乱に巻き込まれ、... 十八歳以下の子どもへの計十万円相当給付について、政府の方針が迷走した。市町村は混乱に巻き込まれ、対応に追われている。政府は実務を担う市町村の立場を最優先に考え、今後の施策を展開してほしい。それが、地域住民、ひいては国民全体の利益に資することになる。 政府は現金五万円とクーポン五万円分に分けて配る方式を掲げてきたが、自治体や野党の批判を踏まえ、現金だけの給付も認めた。地方の消費喚起を目指すクーポンの意義を分からないではない。ただ、国民の感覚とは、ずれた発想だったと言わざるを得ない。給付の趣旨自体も不明瞭になっており、当初の制度設計の甘さを反省すべきだ。 方針の転換を踏まえ、県内では現金給付のみとする動きが加速している。福島民報社が十四日、五十九の全市町村に調査した結果、三十五市町村が現金給付のみとした。その後、会津若松、郡山、いわき、福島市などが年内の一括給付を決めた。現金のみとする市町村は