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日本政治史に残る小沢一郎氏疑獄事件 不可解な形で無罪放免
政権党の実力者を標的にした「日本政治史に残る疑獄事件」は、やがて「特捜検察史上最大の失態」である... 政権党の実力者を標的にした「日本政治史に残る疑獄事件」は、やがて「特捜検察史上最大の失態」であることが明らかになった。国政を左右するほどの影響を与えた以上、この「冤罪事件」の総括はきちんとなされなくてはならない。ところがその当事者は、実に不可解な形で“無罪放免”となった。 「不起訴不当」──文字の意味と実態が、これほど真逆な言葉は珍しい。 「不起訴が不当」ならば、誰もが「不起訴を撤回して起訴する」と解釈するだろう。しかし、実際には「不起訴処分が確定する」という意味になるのである。 4月22日、東京第1検察審査会(検審)は、虚偽有印公文書作成などの容疑で刑事告発された田代政弘・元検事(懲戒処分後、辞職)について「不起訴不当」とする議決書を公表した。 田代氏の容疑は、小沢一郎・生活の党代表の資金疑惑捜査の際、小沢氏の元秘書だった石川知裕・代議士の取り調べに関して「虚偽の報告書」を作成したという
2013/05/02 リンク