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コロナ専門家会議 政治家が果たすべき役割を押しつけられた
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コロナ専門家会議 政治家が果たすべき役割を押しつけられた
新型コロナウイルスをめぐり、政府の専門家会議や厚労省クラスター対策班が打ち出した予防策や指標に対... 新型コロナウイルスをめぐり、政府の専門家会議や厚労省クラスター対策班が打ち出した予防策や指標に対して、適切な政治判断がとられなかったとの指摘がある。元厚労相で、前東京都知事の舛添要一氏が語る。 「本来、専門家会議というのは感染症のプロ集団ですから、経済のことは考えずに感染症対策に全力を注ぐべき。会議に経済の専門家を入れていましたが、経済とのバランスは政治家が判断すべきです。しかし、安倍晋三・首相も専門家会議の提言をそのまま受け入れるだけで、政治家として必要な判断をしなかった。 そうではなく、複数の専門家会議を設置し、それぞれのチームに予測を競わせることが必要です。クラスター対策班の西浦博・北大教授が『接触制限8割』と打ち出せば、別のチームが『3割減でいい』『5割がいい』と対案を出し、全てを情報公開して政治家が判断し、その責任をとるべきでした」 政治家が果たすべき役割まで“押し付けられた”形