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あなたの卵子、いくらで売りますか?
49歳の野田聖子議員がアメリカで第三者の卵子提供を受けて妊娠中だと公表してから10日あまり、ようやく... 49歳の野田聖子議員がアメリカで第三者の卵子提供を受けて妊娠中だと公表してから10日あまり、ようやく授かった命への祝福から、金持ちにしか選べない選択肢だという批判的な声まで様々な反応があるが、野田議員が最も望んでいる生殖医療に関する法整備の議論は、相変わらず盛り上がっていないように思う。 卵子提供とは、高齢や卵巣疾患などで自分の卵子では妊娠できない場合に、他の女性の卵子をもらうこと。その卵子と自分のパートナーの精子で受精卵をつくり、それを自分の子宮に入れる。つまり、実際に大きなお腹をかかえて出産するのは野田議員であり、法律上も野田議員とパートナーの実子となる。 野田議員の場合、かつて体外受精(自分の卵子とパートナーの精子でつくった受精卵を自分の体内に戻す)を何度も試みたがうまくいかず、いったんは子供を諦めた。その後、今のパートナーと共に里親として養子を迎えようとしたが、高齢の共働き夫婦とい