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がん診断に欠かせない病理医とは? 病理学を知るとどんなメリットが?
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がん診断に欠かせない病理医とは? 病理学を知るとどんなメリットが?
<分かりやすい病理学の本がベストセラーになった仲野徹氏と、「病理学とがん」の分かりやすい本を出版... <分かりやすい病理学の本がベストセラーになった仲野徹氏と、「病理学とがん」の分かりやすい本を出版した小倉加奈子氏が対談。病理医と病理学者、AIと診断、がん細胞......知られざる病理学の世界へ> 内科から外科、皮膚科、産婦人科、整形外科まで、診療科にはさまざまな種類がある。一度も病院のお世話になったことがない、という人はごくわずかだろう。日本人の平均寿命は男性が81.25歳、女性は87.32歳(2018年)。長い人生の中で、誰もが多くの医師と関わっていく。 では「病理医」はどうだろう? 病理医のお世話になったことがある(という自覚のある)人はどれだけいるだろうか。 重要な役割を担っているのに、患者からは最も見えない存在だと言えるかもしれない。病理医と聞いて、ピンとこない人のほうが多いのではないか。とりわけ、日本人の死因1位であるがんの診断には欠かせない存在なのに――。 2017年、病理学