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パナマ文書、中南海に走る激震――劉雲山の息子・劉樂飛の巻
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パナマ文書、中南海に走る激震――劉雲山の息子・劉樂飛の巻
今回はパナマ文書にあるチャイナ・セブンの一人、劉雲山の息子・劉楽飛を解剖する。彼は逃れられない。... 今回はパナマ文書にあるチャイナ・セブンの一人、劉雲山の息子・劉楽飛を解剖する。彼は逃れられない。複雑な利権と腐敗関係の中、昨年すでに辞職に追い込まれている。中南海に走る激震の最も大きな震源地が見える。 劉楽飛の複雑な利権関係 (肩書を明示する必要がある場合以外は、ここでは敬称はすべて省略する。) 1973年生まれの劉楽飛は、95年に中国人民大学で経済学を学んだあと、中国社会科学院の研究生院(大学院)で学び、工商管理で修士学位を取得。2004年から中国人寿投資管理部総経理を務め、2006年から中国人寿主席投資執行官(CEO)に就任している。 ところで2012年の薄熙来失脚にともなって重慶市書記に任命された孫政才は、吉林省の書記であった時代(2009年~2012年)に、吉林省の大きなプロジェクトを中国人寿に発注し、劉楽飛に儲けさせている。そのお礼だろう、当時まだ中宣部(中共中央宣伝部)の部長を