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英EU離脱の教訓:経済政策はすべての層のために機能しなければ爆弾に引火する
残留派がロンドンに集結し「March for Europe」と称してデモ行進した。7月2日 Paul Hackett/REUTERS <労... 残留派がロンドンに集結し「March for Europe」と称してデモ行進した。7月2日 Paul Hackett/REUTERS <労働党政権の元首相ゴードン・ブラウンは、EU離脱投票の結果は、アイデンティティにまつわる政治の枠組ではなく、経済問題として考えるべしと唱えている...> 「アイデンティティ」政治ではなく経済の問題 先の労働党政権の元首相、ゴードン・ブラウンが「ブレグジットが残した最重要な教訓は、グローバリゼーションは英国の全ての人のために機能せねばならぬということ」というタイトルの記事を書いていた。彼は、EU離脱投票の結果は昨今流行りのアイデンティティ・ポリティクスの枠組ではなく、経済問題として考えるべし。ということを、いかにも彼らしく地味に、いぶし銀のような筆致で描いている。 我々の国のように多様化した国が離脱派のキャンペーンのような内向きの、反移民のレトリックで何年も
2016/07/12 リンク