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北朝鮮メディアの「沈黙」から読み取れる対米政策の変化
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北朝鮮メディアの「沈黙」から読み取れる対米政策の変化
<その発言と無言を注視すれば、金正恩政権の政策の変化は手に取るように分かる。来るべき米朝首脳会談... <その発言と無言を注視すれば、金正恩政権の政策の変化は手に取るように分かる。来るべき米朝首脳会談で何を狙っているのか。本誌4月17日号 「金正恩の頭の中」より> 急に現実味を帯びてきた米朝首脳会談だが、まだ準備は始まったばかり。北朝鮮政府も国営メディアも慎重に口を閉ざしている。北朝鮮を訪問し、続けて3月8日に訪米した韓国特使団がドナルド・トランプ米大統領に会い、首脳会談を望むという金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の意向を伝えた出来事も、国営メディアは伝えていない。 3月25日に中国を電撃訪問した金が習近平(シー・チンピン)国家主席との会談で「非核化」に言及したことも報じられていない。金の言葉を報じたのは中国の新華社通信だ。しかし北朝鮮の「沈黙」はよくあること。いや、正しくは沈黙ではない。北朝鮮が言うこと、言わないことを注視すれば、彼らが昨年とは態度を一変させたことがよく分かる。