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心理実験で理想的なヘッドマウントディスプレーの仕様を考える|技研だより
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空間表現メディア研究部 原澤 賢充 エキスパート この連載では、あたかもその場にいるような臨場感・没... 空間表現メディア研究部 原澤 賢充 エキスパート この連載では、あたかもその場にいるような臨場感・没入感の高い体験が可能な「イマーシブコンテンツ」の提供を目指した、3次元映像やAR(拡張現実)/VR(バーチャルリアリティー)の提示技術の研究について紹介します。 当所はこれまで、4K・8Kスーパーハイビジョンをはじめとするさまざまな映像システムを開発してきました。映像システムの画面の大きさや画質、色の表現などの仕様を決めるには、テレビを見た人がどのように感じるかを調べる必要があります。そこで使われるのが心理実験です。さまざまな操作を加えた映像の見え方を統計的に分析することで、人間の特性を調べてテレビに必要な性能を考えます。 当所では、「理想的なヘッドマウントディスプレー(HMD:Head-Mounted Display)」の満たすべき性能について調べています。ここでの理想的なHMDとは、装置