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「写真の歴史性」第67号 - NII Today / 国立情報学研究所
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「写真の歴史性」第67号 - NII Today / 国立情報学研究所
写真とは歴史の記録である。世界のいまを切り取って焼き付けたものが写真なのだから、未来から見ればそ... 写真とは歴史の記録である。世界のいまを切り取って焼き付けたものが写真なのだから、未来から見ればそれは過去の貴重な記録となる。まあ、当然と言えば当然のことではあるが、最近はこのことの意味を、もう少し深く考えている。 写真は二度と戻らない風景の記録である。そんなことを痛感するきっかけとなったのが、1993年の北海道南西沖地震である。私は大地震の2年前に北海道の奥尻島に旅行し、ウニを拾ったり民宿に泊まったりしながら、楽しい数日を過ごした。ところが、大地震を報じるテレビニュースは、あの町が津波で壊滅して炎に包まれる様子を映していた。あの風景は二度と見られないのか、という衝撃が、風景を写真に残すアーカイブに興味を持つきっかけとなった気がする。 とはいえ、写真の歴史性は、大きなイベントにのみ宿るものではない。日常生活の写真に記録された歴史の断片は、過去の記憶を呼び覚ますきっかけにもなる。ツイッターには