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石原結實医師「塩分は冷えを和らげ、健康長寿につながる」過剰制限の常識化にNO!|注目の人 直撃インタビュー
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石原結實医師「塩分は冷えを和らげ、健康長寿につながる」過剰制限の常識化にNO!|注目の人 直撃インタビュー
厚労省の「日本人の食事摂取基準2020年版」によると、1日の塩分摂取量の基準は、男性7.5グラム未満、女... 厚労省の「日本人の食事摂取基準2020年版」によると、1日の塩分摂取量の基準は、男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満。「高塩分=悪、薄味が正義」が世の中の常識だが、これに対し「NO」と言って憚らないのが75歳のベテラン医師だ。詳しく聞いた。 ◇ ◇ ◇ ──食事をご一緒させていただいた際、3~4人で食べる量のフライドポテトを1人で、しかも「追い塩」をして食べる姿に痛快ささえ感じました。 私は毎週日曜日、朝8時半から3時間ぶっ続けで講演会をしています。終わった後、まず欲するのは塩味。講演を終えて体が疲れている。体の声、本能に耳を傾ければ、欲するのは塩分ということになります。 ──塩分は必要。 30億年前に誕生した始原生命は、海で発生しました。今でもヒトの血液中と海水中の塩分のバランスはほぼ同じです。血液が「潮」と呼ばれるゆえんです。それなのに、なぜ塩にダークなイメージがつくようにな