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大阪万博のずさんすぎる「防災計画」、地震・津波・台風など災害発生で来場者は孤立必至|日刊ゲンダイDIGITAL
立命館大環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)が防災計画について、... 立命館大環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)が防災計画について、こう指摘する。 「いくら『初版』だとしても、ずさんだと言わざるを得ません。震度5強~6弱という楽観的な数字ではなく、震度6弱~7を想定するべきです。夢洲から東に広がる大阪平野の西側は地盤に問題を抱えています。例えば京セラドームは、コンサートの観客のジャンプが周囲のビルに伝わるため、ジャンプ禁止になったほど。大地震が発生して運よく夢洲が無事だったとしても、会場周辺の舞洲や咲洲、さらに大阪平野は津波や液状化の被害が極めて深刻になると考えられます。つまり、来場者が無事だったとしても、安全に避難できる場所が周囲にないのです。1日あたり10万~20万人超の来場者を見込んでいますが、避難ルートは夢舞大橋か夢咲トンネルに限定されています。どちらか寸断されれば、来場者の孤立化は必至です」 心配なのは地震だけでは
2024/01/14 リンク