警視庁、歌舞伎町「トー横」で26人一斉補導「やらないと無法状態になる」夏休み前に警戒強める - 社会 : 日刊スポーツ

警視庁は15、16日、東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角などで過ごしていた13～18歳の少年少女計26人を一斉補導した。 同エリアに集う10代を標的にした犯罪が相次いでおり、警視庁は夏休みを前に警戒を強めている。 同庁少年育成課によると、15日午後11時ごろから16日早朝にかけ、捜査員ら約120人で実施した。26人の内訳は中学生2人、高校生17人、無職7人。市販薬の過剰摂取（オーバードーズ）で救急搬送されたり、宮城県内の自宅から家出し、行方不明届が出ていたりした少女もいた。 26人のうち7人は過去にも補導歴があった。一度補導されても家庭や学校に居場所がなければ歌舞伎町に戻ってきてしまい、根本的な解決にはならないとの指摘もある。 だが少年育成課の担当者は「やらないと無法状態になる。危険に巻き込まれないためにも補導は必要だ」と強調した。（共同）

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"26人のうち7人は過去にも補導歴があった。一度補導されても家庭や学校に居場所がなければ歌舞伎町に戻ってきてしまい、根本的な解決にはならないとの指摘もある"。