「イスラム国」再び勢い、コロナに乗じ モスル陥落3年 - 日本経済新聞

イラクが第2の都市モスルを過激派組織「イスラム国」（IS）から奪還したと宣言して10日で3年になる。弱体化したはずのISは残党がなお暗躍し、新型コロナウイルスによる混乱に乗じてテロ攻撃を重ねている。感染症や政治の空白に付け入り、勢いを増す懸念がある。ISは今春から再び攻勢を強めた。現地報道によると6月下旬、IS戦闘員がイラク北部で民兵組織を攻撃し、2人が殺害された。東部では民家が襲われ6人が死

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“国連のグテレス事務総長は6日、新型コロナとテロの関係について「評価は時期尚早」としつつ、ISなどは「統治の失敗や（人々の）不満を利用しようとしている」と警鐘を鳴らした”