1ギガ超の速度は本当？ 次世代無線LAN「真の実力」 - 日本経済新聞

いまやモバイル機器のユーザーにとって、不可欠な存在になった無線LAN。その無線LANで、規格上の最大通信速度が6.9G（ギガ）ビット/秒（bps）と、従来より大幅に高速な「IEEE 802.11ac」に対応した機器が続々と登場している。IEEE 802.11acの高速化の"秘密"と、実測テストで判明した「真の実力」をお伝えする。2.4GHzや5GHzといった電波の周波数帯を利用して、親機と子機（ノートパソコンなどの端末）の間で通信する無線LAN。ここ数年は、スマートフォン（スマホ）やタブレットの普及により、無線LANのニーズがより一層高まっている。そんな状況の中、次世代無線LAN規格と呼ばれる「IEEE 802.11ac（Draft）」（以下、11ac）への対応が始まった。2013年3月27日、総務省が電波法施行規制を一部改正したことで、11ac方式での高速無線通信が解禁された。正式規格に

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