ウクライナ危機、アジアにも北風 勢いづくロシア極東軍 本社コメンテーター 秋田浩之 - 日本経済新聞

ウクライナ危機は緊迫した状況が続いている。米ロの対立は欧州にとどまらず、アジアの安全保障も脅かす恐れがある。日本など主要国はこの動きから目を離せない。この危機への対応として日本政府内で議論されているのは、ロシアが侵攻した場合の制裁案や、エネルギーの安定確保に向けた方策などが中心だ。ただ、対ロ制裁は、ウクライナ危機が日本にもたらす試練の入り口にすぎない。より深刻なのは米ロのあつれきが強まり、ア

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ロシアは北方領土を返還すると、そこに米軍基地が設けられ、核兵器が配備されると確信している。いまの日本国民からの反対は沖縄の比ではないから。

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"戦争と隣り合わせのウクライナ問題に忙殺されるバイデン政権は、この危機がアジアにもたらす影響について十分、目配りできない恐れがある"