FRBの「テーパリング」で何が起こるか - 日本経済新聞

米連邦準備理事会（FRB）は3日、新型コロナウイルス危機下で発動した量的緩和を段階的に縮小し、2022年半ばをメドに終了する方針を決めた。量的緩和の縮小は「テーパリング」と呼び、大規模緩和に支えられた市場には強い警戒感が残る。FRBの決断は国際経済と世界市場に何をもたらすのか。・テーパリングって何をするの？・金融市場はそれでどうなる？・世界・日本経済にも影響が出るの？

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“FRBは引き締めにならないように満期償還分と同じ金額を国債に「再投資」して資産量を維持する考えだ。”

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“通貨安が進むと輸入品の値段が上がってさらにインフレになるため、自国通貨が安くなるドル高をのぞまない国が増えている。たとえば英中銀は4日に利上げを公表する可能性”