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実在しない“地方の財源不足”-地方財政計画の読み方 その1
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実在しない“地方の財源不足”-地方財政計画の読み方 その1
2015年度の地方財政計画によれば、“財源不足額”は7兆8,205億円である。しかし、この財源不足は実際には... 2015年度の地方財政計画によれば、“財源不足額”は7兆8,205億円である。しかし、この財源不足は実際には存在しない。 地方財政計画とは、正確には、地方交付税法の定めにしたがって内閣が作成して国会へ提出する「翌年度の地方団体の歳入歳出総額の見込み額に関する書類」のことであり、平たく言えば、集合体として見た地方公共団体全体の予算像と言えるものである。もちろん、個別の都道府県、市町村における予算自体はそれぞれの地方議会で独自に議決される。そうした中で地方財政計画が重要視される理由は、個別の地方公共団体が自らの予算を編成するうえでの実効性の高い指針となっているからである。 多くの地方公共団体において、地方交付税や国庫支出金(補助金)という国から交付される財源が歳入の少なからぬ割合を占めているように、地方財政計画においても、地方固有の財源である地方税だけでは賄えない歳入の一定部分を地方交付税や国