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ASEANでの商品販売拡大に向けた現地物流企業の活用可能性
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42 知的資産創造/2016年1月号 NAVIGATION & SOLUTION C O N T E N T S 要 約 小林一幸 Ⅰ ASEAN Ⅱ Ⅲ Ⅳ A... 42 知的資産創造/2016年1月号 NAVIGATION & SOLUTION C O N T E N T S 要 約 小林一幸 Ⅰ ASEAN Ⅱ Ⅲ Ⅳ ASEAN Ⅴ 1 経済発展やAEC(ASEAN経済共同体)の発足など、ASEAN(東南アジア諸国 連合)域内は一大消費地としての地位を確立しつつある。 1 人当たりGDPを見 ると、マレーシアやタイは5000ドルを超え、インドネシアやフィリピンでも 3000ドル水準と、家電のみならず自動車が普及するとされる水準になってきた。 2 ASEANが消費地として重視される中で、域内に商品を届ける物流(販売物流) の構築が重要になっている。販売物流構築には、対象エリア全体にくまなくモノ を届ける輸配送網の構築が必要である。 3 世界規模で活動する物流企業は、既に輸配送網構築に動き出している。ただし、 域内をくまなく輸配送できるだけの物流網を