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第105回 人的資源管理に「心」の要素を考慮することの意味(2) -「やりがい搾取」問題をめぐって- | オージス総研
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第105回 人的資源管理に「心」の要素を考慮することの意味(2) -「やりがい搾取」問題をめぐって- | オージス総研
組織の人的資源管理を実践する際に、そこで働く人々の「心」の要素を考慮することの意味について考えて... 組織の人的資源管理を実践する際に、そこで働く人々の「心」の要素を考慮することの意味について考えている。前回は、終身雇用制度の存続をめぐる議論を取り上げた。今回は、「やりがい」に注目してみたい。 雇用され、働く側の人々に対して、経営者あるいは管理者の側が、「やりがい」のある仕事に就くことができていることを強調し、それに伴う心身の過労状態や給与の不十分さを正当化してしまう「やりがい搾取」と名付けられた現象の発生が指摘されている。教育社会学者の本田由紀氏が2007年に発表した論文で取り上げたことで注目を集め、次第にその認識が社会に浸透してきた現象である。 まず、やりがいとは何かを社会心理学的視点から把握しておこう。社会的交換理論に基づけば、我々が働くときに、その心の中では、その仕事を行うために自分が投入することになる資源(労力や時間、専門的技能や知識、心身の緊張・ストレス等)を評価している。これ