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ジュンパ・ラヒリ/中嶋浩郎 訳「思い出すこと」を読んだ。アパートの前の住人が残したノートに書かれた詩集という想定で日常の出来事をテーマ別にして博士による注まで添えるという三段構えの込み入った作り。率直なところあまりピンと来なかった。注まで丁寧に読まないと面白さが分からないのか、こういう日常詩が苦手なのか。詩は少量をゆっくり読むのでないとどうも
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