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国内の魚を食べる量が減り、日本の漁業が衰退している。海外の安価な魚が入荷される一方、”ブランド力“... 国内の魚を食べる量が減り、日本の漁業が衰退している。海外の安価な魚が入荷される一方、”ブランド力“で勝負する漁師たちが萩市にいる。漁師を先導する若手女性代表の坪内知佳氏は、萩の魚に価値を与え、新市場を切り開いた。 島の船団3社が合流した。2012年3月「萩大島船団丸」という水産会社を立ち上げた。 一次産業の新規販路を開拓 山口県の萩市大島は、漁船が船団を組み、まき網漁船が盛んな島。しかし、近年の燃料費の高騰や取引値の低迷のため、赤字続きとなっていた。2012年の島の網漁船の漁獲金額は、4年前の約半分ほどにおちこんだという。そこで生き残りをかけて漁師たちが考えたアイデアは、萩の品質の高いブランド魚を直接顧客に届ける「六次産業化」だった。六次産業化法といわれる「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律」が2011年に施行されており、これに基づ