高畑勲監督「火垂るの墓」は反戦がテーマではないのかもしれない、と突然気づいた。 - うさるの厨二病な読書日記

先日、こんな記事を読んだ。 超訳コネクト 「火垂るの墓」を観た海外の人々は何を感じたか？ 【海外の反応・レビュー翻訳】 実は自分は、「火垂るの墓」が余り好きではない。 正確に言うと「反応に困る映画だな」と思っていた。 最初に見たときに感じたのは「そりゃあ、幼い兄妹が戦争で悲惨な目に合いながら死ねば、見た人は文句も言わずに泣くだろ」というものだった。 自分も物語の中の清太と節子は可哀そうだと思うし、時代とはいえ親戚の叔母さんを含む、周りも何とかしてあげられなかったのかとは思う。 でも例えば同じ戦災孤児でも「はだしのゲン」に出てくる隆太や勝子はたくましく生きているし、清太は彼らよりも年上なのにもう少し何とかできないのか、という苛立ちのようなものを感じた。 清太も節子も何でこんなに無力で、運命に少しもあらがえず蛍のように死んでいくのか。そのことに対して、上記のレビュアーの一人が戦争映画について指

[nekokauinu]

しっくりきた。前々から清太が無力だからこの映画は駄作と決めつける人に会うたびに、これが言いたかったのだと気づいた。

[asukaksk]

いや～凄くわかります！自分が思っていたことを文にして表現して下さってなんか嬉しい気持ちになりました！

[iwatako]

な、なるほど、戦争の悲しさとかそんな単純なものではなかったんですね！

[beed]

日本において戦争映画というのはちょっと特殊な立ち位置というか、戦争が舞台の作品は反戦映画と決めつけられている気がする。

[minaminakun]

素晴らしい考察でした。外国の戦争映画は、確かに戦争が舞台装置に過ぎなくて、主題が他にあるものが多い気がします（最近公開のハクソーリッジは、信念に従って生きることが主題だったと思う）

[gattolibero]

実を言うと観たことが無い。毎回、耐えきれず、チャンネルを変えてしまう…。

[reon5653desu]

火垂るの墓、もう一回見直したくなりました!!