バス走行中の運転手死亡 乗客が停車、宮城の東北道 - 産経ニュース

２２日午後９時半ごろ、宮城県大崎市の東北自動車道下り線で、仙台市と大崎市を結ぶ高速路線バスの男性運転手が運転中に体調不良を訴え、乗客が運転を代わり路肩に停車させた。乗客２１人にけがはない。地元消防によると、運転手は心肺停止状態で病院に搬送され、死亡が確認された。 宮城県警高速隊によると、片側２車線の右側を走っていた高速バスが急に減速し、運転手の佐藤順さん（４６）がうめき声を上げた後、中央分離帯に接触。前方に座っていた乗客数人が運転席に駆け寄り、サイドブレーキを引くなどして路肩に停車させた。乗客が「運転手の意識がない」と１１９番した。 バスを運行する「ミヤコーバス」（仙台市泉区）によると、出発前の健康状態に問題はなかったという。「状況を確認中」と話している。

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