【中江有里の直球＆曲球】映像の衝撃、意味や対策考えられるように（1/2ページ） - 産経ニュース

先だって情報番組「とくダネ！」に出演中、子供に過激描写を見せるか否か、という話題が挙がった。発端はある中学教師が過激派組織「イスラム国」の公開する日本人殺害動画を生徒に見せた件。他の学校でも同様のことが起こったことが次々に発覚した。 たとえ教師が見せなくとも、学校のパソコンで生徒が偶然見てしまうというケースもあるという。どんな映像でも一度見てしまうと、見る前の状態には戻れない。生徒の心理的ストレスに影響をおよぼさないか、心配になった。 こういう場合に備えて、子供向けのフィルタリングサービスを利用するのが一般的だ。しかし、いくらでも抜け道はある。何より子供には怖いものや見てはいけないものを見たいという好奇心がある。友達同士で度胸試しのように見る可能性も否めない。大人が子供に過激映像を見せないようにしても、子供はいつか見てしまうだろう。 もちろん率先して見せる必要はないが、見てしまったならば、

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"　それでも私たちは「なぜ」「どうして」と考え、個人の考えを言葉にする力を取り戻していかなければならない。"