【産経抄】元気で征きます ８月１４日（1/2ページ）

長崎・川棚の臨時魚雷艇訓練所の学生全員が集められたのは、昭和１９年９月だった。特殊兵器要員の募集である。その夜、小俣嘉男さんは教官の部屋に呼ばれ、半紙に血で書かれた志願書を見せられた。 ▼同じ慶大出身で、２段ベッドの上段の隣同士だった塚本太郎さんのものだった。長男だったからか、塚本さんは、選に漏れていた。「これをどう思うか」。教官の問いかけに、小俣さんは答えた。「本人の希望をかなえさせるのが、本当ではないでしょうか」。 ▼塚本さんは２０年１月２１日、人間魚雷「回天」の金剛隊員として、西太平洋のウルシー海域で散華した。２１歳だった。魚雷艇の艇長として終戦を迎えた小俣さんには、悔恨の念が残っていた。教官に、違う答えをすべきではなかったか。あるとき、塚本さんの母親が、東京都内で銭湯を営んでいるのを知り、訪ねたことがある。

[questiontime]

「彼らの死を無駄死としてはならない」ということは、二度と同じようなことを繰り返さないこと。

[bogus-simotukare]

回天特攻ネタのコラムで「元気で征きます」という無神経なタイトルつける産経（内容も勿論特攻賛美のトンデモ）。産経にはマジでとっとと逝って欲しい。

[mn112hr]

だから、こういうの美談扱いしちゃダメなんだって。そんだけ狂った社会、人を人とも思わない恥ずかしい国だったんだよ。

[ustar]

"私の子供ではないような気がしておりました"そう思わないとやっていけない

[suzu_hiro_8823]

これも戦死者の都合良い利用と言えなくもないよなぁ…(´ω｀)

[aya_momo]

自爆テロの系譜。

[doroyamada]

レコードの音声だからどんな漢字でも当てられるよね。

[baikoku_sensei]

お盆に帰るまでが特攻です