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服用1回で治療できるインフル新薬 塩野義製薬、製造販売に向け年内に米で申請(1/2ページ)
インフルエンザが猛威をふるい、都内でもマスク姿で出かける人の姿が目立つ=26日午後、東京都中央区... インフルエンザが猛威をふるい、都内でもマスク姿で出かける人の姿が目立つ=26日午後、東京都中央区銀座(寺河内美奈撮影) 1回の服用でインフルエンザの治療ができるという新薬について、塩野義製薬が年内に米国での製造販売に向けて承認申請を行う方針であることが28日、分かった。2019年度の市販化を目指す。日本ではすでに厚生労働省に販売製造の申請を行っており、基幹製品として世界展開を図る。 インフルエンザ治療薬で主流の「タミフル」は5日間の服用が必要だが、同社の新しい治療薬「ゾフルーザ」は錠剤を1回、経口で服用するだけで効果が期待できる。 塩野義はスイス製薬大手、ロシュと開発面で提携し、日本と台湾を除く国・地域で治験などで協力を得ている。ロシュはタミフルの製造販売で実績があり、世界販売での連携も視野に入れる。米国では今年中にも米食品医薬品局(FDA)に承認申請を行う。
2018/01/29 リンク