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【話の肖像画】作家・高樹のぶ子(2)小説の中の恋に酔っている
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【話の肖像画】作家・高樹のぶ子(2)小説の中の恋に酔っている
〈読者は小説の向こうに作者の姿を見る。こんな文章を書く人は、どんな恋愛をしてきたのか、と。自伝的... 〈読者は小説の向こうに作者の姿を見る。こんな文章を書く人は、どんな恋愛をしてきたのか、と。自伝的エッセーには、郷里の山口県から短大進学で上京した作者が列車で帰省したとき、当時交際していた恋人とのキスシーンを駅に迎えにきた大学教員の父親にわざと見せつける場面が出てくる〉 もう思い出すのも大変なぐらい昔の話ですけどね(苦笑)。私は基本的に自己主張の強い人間で、恐らく家や両親からの独立宣言みたいなものだったのでしょう。あるいは、青春の抵抗かな? 学生運動が盛んな時代で、親の元にじっとしていることをよしとせず東京に飛び出した。故郷に帰ってきても「(イイ子ちゃんの)娘じゃないのよ」というところを見せたかったのかもしれません。まぁ、父はショックだったのでしょうね。 ただ、自分の恋愛体験など大したものじゃない。文学にしたときに、喜びも哀(かな)しみの感情もパーッと広がってゆくんです。小説の中で、自分がそ