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セーヌの「帆船」開業へ ボブ・ディラン氏も公演
日本の建築家、坂茂氏らが設計したパリ西部の音楽複合施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」が主要工事を終え... 日本の建築家、坂茂氏らが設計したパリ西部の音楽複合施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」が主要工事を終え、22日に開業式典を開く。21日の「前祝い」行事では、2016年ノーベル文学賞受賞者の米シンガー・ソングライター、ボブ・ディラン氏が特別公演を開催する。 「巨大な帆船」にも例えられるこの施設は、パリ西端に隣接するセーヌ川セガン島再開発の中核的な建物として2013年に着工。延べ床面積3万6500平方メートルで、工費は約200億円。球状のクラシック音楽ホール(1150席)や多目的ホール(6千席)のほか、スタジオや多数の商業・飲食施設を併設する。 上層部の球状ホールの横に配置した「帆」の形の太陽光発電パネルが、太陽に向かってホールの外側を回る仕組み。(共同)