菅元首相がツイッター削除 国民民主批判への反発受け

衆院本会議で安倍晋三首相の施政方針演説を聞く（左から）菅直人元首相、国民民主党の玉木雄一郎代表、小沢一郎衆院議員＝２０日午後、国会・衆院本会議場(鴨川一也撮影) 立憲民主党の菅直人元首相が、国民民主党の人事を批判した自身のツイッター投稿を削除したことが３０日、分かった。関西電力役員らの金品受領問題が発覚した後の昨年１０月、参院経済産業委員会理事に国民の関電労組出身議員を起用した人事を「撤回すべきだ」と求めた内容で、国民の参院側が強く反発していた。 菅氏の事務所によると２８日に削除した。投稿は、政党合流が当面見送られる一因となった両党参院側の対立に拍車を掛けた経緯があり、国民側に配慮したとみられる。

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参院経済産業委員会理事に国民の関電労組出身議員を起用した人事を「撤回すべきだ」と求めた内容で、国民の参院側が強く反発していた。