【ローカルプレミアム】ホップも大麦もすべて地元産 長野・安曇野に本格地ビールが生まれようとしている（1/3ページ）

長野県安曇野市の農業者団体と地ビール醸造所が、地元産のホップや大麦を使った地ビール開発に挑戦している。地ビールの原料には、価格が安価であったり、国内産品の生産量が限られていることなどから、輸入品が用いられることが多いのが実情だが、今春からホップを地元で栽培する試みに着手した。これを軌道に乗せ、正真正銘の地産ビールとして、地域の新たな名産品にしようと関係者は意気込む。（長野支局 三宅真太郎） 北アルプスの山々を間近に望む、同市堀金穂高地区の田畑の一角。耕した土の中に数センチほどのホップの苗を次々と埋めて、そっと土をかけていく。 ４月中旬、地元農家１０軒で結成した「安曇野産ホップを生産する会」のメンバーが、５年以上放置されキツネの巣になっていたという有休農地を耕し、ホップの苗約２００株を植え付けた。植えられた苗は、予定通りに育てば夏が終わる９月ごろに、約５メートルほどの大きさになるという。初年

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楽しみ。