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【安倍政権考】診療・介護報酬改定に菅義偉官房長官の影 厚労族長老「何も知らないくせに」と反発(1/3ページ)
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【安倍政権考】診療・介護報酬改定に菅義偉官房長官の影 厚労族長老「何も知らないくせに」と反発(1/3ページ)
「蓄積されたデータを活用し、医療や介護の軸足を個々人の容体に置いた予防・健康管理の技術支援に移し... 「蓄積されたデータを活用し、医療や介護の軸足を個々人の容体に置いた予防・健康管理の技術支援に移して参ります。医療や介護の報酬や人員配置基準といった制度の改革に踏み込みます。日本の隅々まで質の高い医療サービスが受けられる、高齢者がいきいきと暮らせる、同時に社会保障費が減っていく、これを実現していきます」 安倍晋三首相は昨年12月26日午後、東京・大手町の経団連会館で開かれた経団連の審議員会に出席し、社会保障制度改革に意欲を示した。今年は平成30年度の診療報酬と介護報酬の同時改定に向けた制度改革の議論が本格化する年であり、首相はそれを予告したのだ。 診療報酬改定は2年に1度、介護報酬改定は3年に1度行われるが、6年に1度めぐってくる同時改定の年は大規模な医療・介護改革が実施される。医療や介護は国民の生活に身近な問題であり、政治の影響力も強い分野。30年度の同時改定でも政治家と財務省、業界団体な