神奈川県、精神障害者の職業訓練強化へ

精神障害者の職業訓練強化に向けて県は「神奈川障害者職業能力開発校」（相模原市南区）で平成２９年度から、パソコン操作などを習得する「ビジネス実務コース」の定員を倍増し、２０人とすることを明らかにした。県議会本会議で山口裕子県議（民進）の一般質問に黒岩祐治知事が答えた。 精神障害者の雇用をめぐっては、３０年度から障害者の法定雇用率（現在は２％）の中に算定されることが決まっており、求職申し込みが増加している。一方で職業訓練が追いついていないとの指摘もあり、「（現在の１０人から）定員を２０人に増員し、企業の人材ニーズに応じる必要がある」（黒岩知事）とした。 また県は、統合失調症や躁鬱（そううつ）病など精神障害のさまざまな症状に対応するために、職業訓練指導員のスキルアップに向けた研修見直しも掲げた。

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神奈川県、精神障害者の職業訓練強化へ - 産経ニュース 「パソコン操作などを習得する「ビジネス実務コース」の定員を倍増し、２０人とする」

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【今週のフクシ・エントリ！】“(精神障害者の求職が増加する一方で)職業訓練が追いついていないとの指摘もあり、「（現在の１０人から）定員を２０人に増員し、企業の人材ニーズに応じる必要がある」”