兵庫・明延実行委、「一円電車」運行日を倍増 今年は延べ１７日

■「月１開催では、地域おこし限界…」 旧明延鉱山（養父市大屋町）で「一円電車」を定期運行（４〜１１月）している「鉱石の道」明延実行委員会（会長、小林史郎・明延区長）は、今年の定期運行日を延べ１７日と決めた。平成２３年から毎月１回だったが、「一円電車の復活をもっとアピールしたい」と運行日を増やすことにした。 今年は４、６、９、１０、１１月は通常通りの月１回（日曜日）だが、５月のゴールデンウイーク期間の３〜７日、７月は２日と夏休みに合わせて２３、３０日、８月は６、１３、２０、２７日の毎日曜日に運行する。 昭和６２年に明延鉱山が閉山後、過疎化と高齢化が進んだ明延地区が、地域おこしとして手作りの線路（全長７０メートル）で平成２３年から一円電車の「体験乗車会」を実施している。 しかし、地元の関係者から「月１回の運行では、地域おこしの限界を感じる」という意見があり、同実行委は昨年１２月の会合で、「一円