免許更新時の高齢者講習 県警の電話相談が好評 予約渋滞解消で安心感 埼玉

７０歳以上の高齢者に免許証更新時の受講が義務づけられている「高齢者講習」の予約待ちを解消するために県警が４月に設置した電話相談窓口が好評だ。１カ月間の受付件数は１０３６件に上り、うち約７〜８割で予約可能な教習所の案内をした。相談者からは「予約が取れて安心した」と喜びの声が聞かれるという。（宮野佳幸） ◇ 高齢者講習の受講者は、動体視力や夜間視力などの検査を受けた上で、交通ルールの再確認や指導員のアドバイスを受ける。県警が委託している県内５２カ所の自動車教習所で受講できるが、今年１月は３カ月待ちとなっていた。特に、県南、県東の人口密集地帯では予約が取りづらい状態だ。 この大渋滞を解消するため、県警は運転免許センター（鴻巣市鴻巣）内に電話相談窓口を設置。非常勤職員６人が対応に当たり、予約可能な教習所を紹介するだけでなく、希望があれば受講者に代わって仮予約も行う。若者の免許取得が増える年度末を過

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【今週のフクシ・エントリ！】“動体視力や夜間視力などの検査を受けた上で、交通ルールの再確認や指導員のアドバイスを受ける。県警が委託する県内５２カ所の自動車教習所で受講できるが、今年１月は３カ月待ち”