対韓フッ化水素輸出急減、日本の製造元に不安広がる - 芸能社会 - SANSPO.COM（サンスポ）

政府が輸出管理の規制を強化した化学物質「フッ化水素」の韓国への輸出量が７月に前月比８３・７％減と急激に落ち込み、製造元の日本企業に不安が広がった。日本からの輸出量全体に占める韓国向けは昨年まで７年連続で９割を超えている。韓国企業が日本以外からの調達を本格化すれば、業績への悪影響は避けられないとみている。 フッ化水素は半導体の洗浄に使われる。ただ猛毒サリンの原料にもなるなど毒性が強いため、国内で製造している企業はステラケミファ（大阪市）、森田化学工業（同）などに限られる。 政府は７月４日からフッ化水素を含む３品目の輸出管理規制を強化し、輸出手続きに時間がかかるようになった。 森田化学工業は輸出が１カ月滞ると売上高が約３億円減るといい、担当者は「韓国企業の調達先から外されるリスクを真剣に考えないといけない」と話した。 別の製造元は「韓国向け輸出はストップしたままだ。認可が出るまでのサイクルが読

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日本からの輸出量全体に占める韓国向けは昨年まで７年連続で９割を超えている。韓国企業が日本以外からの調達を本格化すれば、業績への悪影響は避けられない