64歳以下のワクチン接種、17市区が6月中に開始 8市区は未定＜本紙首都圏アンケート＞：東京新聞 TOKYO Web

新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、東京２３区と首都圏１都６県の１６政令・中核市の４割に当たる１７市区が、６月末までに６４歳以下の接種を始めることが分かった。本紙が各自治体に聞き取り調査した。基礎疾患のある人や６０～６４歳を先行させる自治体が多い。一方で８市区は開始時期が決まっていない。 いち早く接種が始まったのは足立区。５月２１日に、６４歳以下で基礎疾患のある人に接種券を発送し、接種もスタートしている。「基礎疾患のある人が誰か把握できていない」として券の発送時期を一般の人と区別していない自治体が多いが、同区は基礎疾患のある人に事前申請してもらい、券の発送を先行させた。一般向けの券発送は今月２８日からだ。 優先接種の対象は自治体によって異なる。練馬区は基礎疾患のある人や高齢者施設の職員に加え、区内の保育園や小中学校、学童クラブなど教育関連機関に勤める人の接種も前倒しする。豊島区は民生委