炎天下の車内冷やすには？ エアコン・窓全開 “両輪”で換気：東京新聞 TOKYO Web

夏休みシーズンを迎え、家族でマイカーで移動する機会が増えるだろう。ただ、炎天下に駐車していると、車内温度が五〇度を超えることもある。そんなサウナ状態になった車内をできるだけ早く冷やすにはどうしたらいいのか。日本自動車連盟（ＪＡＦ）愛知支部に効果的な方法を聞いた。 （植木創太） 今月上旬の晴れた昼下がり、名古屋市昭和区のＪＡＦ愛知支部の屋外駐車場で、車内温度の測定実験が行われた。気温三四度の中、車の窓を閉め切ってエンジンを止め、車内温度がどう変化するかを確かめた。 運転席に置いた温度計の表示は当初の二七度から開始二十分ほどで四〇度に上昇。雲が出てきたため実験は三十分で終了したが、企画した同支部の杉山里帆さん（２６）によると、過去の同様の実験では、一時間で車内温度が五〇度を超え、熱がこもりやすいダッシュボード付近は八〇度近くまで上がった。比較的涼しい日でも日光が当たる場所なら油断は禁物といい、