日本学術会議が法改正案の提出中止を求め、異例の勧告 提出方針を変えない政府、独立性の行方は…：東京新聞 TOKYO Web

日本学術会議は18日、政府に日本学術会議法改正案の今国会への提出中止を求める異例の「勧告」を出した。改正案には、会員の選考過程を第三者がチェックする「選考諮問委員会」の新設などが含まれ、同日までの総会で「学術会議の独立性を損なう」などと反対意見が続出していた。松野博一官房長官は同日の会見で、改正案の国会提出方針は変わらないとの考えを重ねて強調しており、政府と対立したまま国会審議に入る可能性がある。