長射程ミサイル配備を2025年度に前倒し 安保3文書改定1年「かえって地域の緊張を高めた」皮肉な指摘：東京新聞 TOKYO Web

木原稔防衛相は記者会見で「（敵基地攻撃）能力を早期に獲得しなければならないとの切迫感を具現化したものだ」と説明。前倒しするのは地上発射型で、飛距離は千キロ超。陸上自衛隊の12式地対艦誘導弾の能力向上型となる。 防衛省は10月、米国製巡航ミサイル「トマホーク」（飛距離1600キロ）の配備を1年早めて25年度にすることで米政府と合意。その際、国産長射程ミサイルの配備前倒しの検討も始めていた。一方、配備先は明かしておらず、国民の理解を得るための情報開示には後ろ向きだ。