クラスターは病院職員から広がった… 感染者60人超の青梅市立総合病院、院長が教訓語る：東京新聞 TOKYO Web

新型コロナウイルスの感染者集団（クラスター）が八月〜九月に二つ発生した青梅市立総合病院の大友建一郎院長（５９）が、本紙のインタビューに応じた。院内感染が収束する十一月までに六十人以上の感染者が出た原因に関し、最初の患者に対する初動が遅れ、病院職員を介して感染が広がったと分析。職員や患者への教育の徹底で収束にこぎつけた経緯を語った。 （聞き手・林朋実）

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推論だが、例えば食事前に看護師がベッドを起こすため患者を動かす時、手袋をしていない部分で患者に触れ、消毒をきちんとしないまま次の患者に触れることがあったのだろう。最初の病棟を閉鎖した後、他の病棟から看

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"患者が発熱したら、すぐに隔離して対応するようにした。入院患者はさまざまな理由で発熱する。" "いくら入院時にＰＣＲ検査をしても、潜伏期間があるので、入院後に発症する患者が出ることは防げない。"