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薬物依存症には刑罰ではなく治療が必要なことを知って欲しい(松本俊彦国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長) -マル激
1967年神奈川生まれ。93年佐賀医科大学医学部卒業。博士(医学)。横浜市立大学医学部附属病院などを経... 1967年神奈川生まれ。93年佐賀医科大学医学部卒業。博士(医学)。横浜市立大学医学部附属病院などを経て、15年より現職。17年より同センター病院薬物依存症センターセンター長を兼務。著書に『薬物依存症』、編著に『「助けて」が言えない SOSを出さない人に支援者は何ができるか』、共著に『ハームリダクションとは何か』、訳書に『人はなぜ依存症になるのか』など。 著書 著名人による違法薬物事件が相次いで世間を賑わせている。 無論、違法薬物は違法である以上、取り締まられなければならないし、誰であっても法に触れれば制裁を受けるのは当然のことだ。しかし、それにしてもわれわれの社会は薬物との向き合い方が、あまりにも旧態依然としていないだろうか。 薬物、とりわけ「麻薬」と呼ばれてきた薬物は依存性があるため、日本では「人間やめますか・・・」や「ダメ、ゼッタイ」などの標語とともにそれを絶対悪と位置づけ、社会から
2019/12/09 リンク