ランニングブームはいつまで続くか？ - WWDJAPAN

1.ナイキジャパンはフルマラソン出場を控えた女性のための大規模な練習会を開いた（１月） 2.ニューバランスジャパンは今春「カラーラン」を2ヵ所で開く 3.アディダスジャパンのランベースでは新作シューズを試すことができる 2007年に始まった「東京マラソン」に端を発するランニング人気は、失速することなく、現在も関連市場は右肩上がりの成長を続けている。日本のランニング人口は過去4年で33％も増加し、1000万人を突破。20年の東京五輪の開催決定も追い風になることが予想される。この勢いを持続させるべくスポーツ各社は、シューズやウエアの開発はもちろん、走る機会を与える環境作りへの投資を強めている。 「どこまで伸びるのか。天井知らずのような状況は、これまで経験がない」と語るのは、ランニングシューズ最大手、アシックスの栗林利光ランニングチームマネージャーである。2007年の東京マラソン以降、同社のラン