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ツンと刺すような異臭…「猫屋敷」で21匹死ぬ : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
奈良県生駒市の民家で今年1月、動物感染症により21匹の猫が死んで、市が焼却処分をしていたことがわ... 奈良県生駒市の民家で今年1月、動物感染症により21匹の猫が死んで、市が焼却処分をしていたことがわかった。長年、約50匹の野良猫を飼っていた民家の住人は「多頭飼育崩壊」状態で、家は「猫屋敷」と化していた。社会問題化するこの現象を防ぐことはできなかったのか――。 市などによると、1月12日、住人女性(69)が動物愛護団体へ通報したことで発覚し、家の布団や玄関から9匹の猫の死骸が相次いで発見された。その後10日余りで12匹の死骸が見つかった。多頭飼育のきっかけは、数年前、1匹の猫が子猫を5匹連れ、女性宅に入ってきたことだ。餌を与えるうちにすみつき、繁殖を始めたという。 猫は、年に3回繁殖期があり、一度で4、5匹は増える。いつしか約50匹まで増え、家のこたつの中や風呂場は猫であふれた。 排せつ物のにおいが周辺に漂い始め、次第に住人女性は近隣から孤立。耐えかねた地域住民は昨年6月、市に対応を求めた。
2018/09/18 リンク