エナジードリンクの子供への販売禁止、英が検討 : 国際 : 読売新聞（YOMIURI ONLINE）

【ロンドン＝緒方賢一】英政府は、エナジードリンクと呼ばれる清涼飲料の子供への販売を全面禁止する検討を始めた。エナジードリンクは一般的な清涼飲料よりカフェインや糖分を多く含む。子供が過剰に摂取すれば、肥満や頭痛、睡眠障害などを引き起こすとされ、学習面への悪影響も指摘されている。 英政府は１リットルあたり１５０ミリ・グラム以上のカフェインを含む飲料の子供への販売禁止を目指す。３０日にはインターネットを通じ、販売禁止を１８歳未満とするか１６歳未満とするかなどについて意見の募集を始めた。 大手スーパーなどは、１６歳未満にエナジードリンクを販売しない自主的ルールを設けている。しかし対象年齢の子供も小規模な商店や自動販売機では買うことができる。